World Trip

Amman, Jordan

Petra&Amman, Jordan
03~05.05.2013

エジプトはアレクサンドリアから、ヨルダンはアンマンへ。
(なんと飛行機たったの8000円)
中東はどこもアラビア文字で、なにかにつけてとにかく「わからない」ことが多いんだけど、さして問題なく宿まで辿り着き、ペトラ遺跡にも思ってたより簡単に行けた。ひとえにヨルダン人の親切さゆえ。
行き当たりばったり、出たとこ勝負、案ずるより産むがやすし傾向が強い僕は、それで数々後悔もしつつ、やっぱこれでいいやと思ったりもして。
その方がこう、不安も多いけどドキドキするでしょ。ドMなんですね、結局。
いや、後悔するのはもちろん嫌でたまらないんだけどさ。

というわけで、インディ・ジョーンズで有名な「ペトラ遺跡」に行ってきました。
とにかく入場料が高い!60USドルだよ?世界で1番高いんじゃないだろうか…。
でもまあ、よかったです。感動!っていう感じではなかったけど、風も気持ち良かったし。…ってなんだそりゃ。
もちろん行ってよかったんだけど、色々考えたわけですよ。どうしてドカンとテンション上がらないんだろうって。
以下、ただ僕がそう感じただけって話なので、まったく無視していただいて結構です。感想なんて人それぞれ違うしね。
で、テンションが上がらなかった理由を考えてたんですよ。帰りのバスで自己分析的に。
思うに、現地の人がそこまで遺跡を神聖視してないんじゃないかな、と。これはエジプトでも感じたんだけど。
2000年前のこの遺跡は、600年前にできたイスラム教とも関係ないし、ピラミッドもそうです。4500年前なんて途方もなく昔すぎるんですよ。だから、それを神聖視する感情なんてほとんどないんじゃないか、と。
だから、結果的には金儲けの道具としか思ってないんじゃないかな。何しろ生活の一部になりすぎてしまっているから。そういう人々の思いって、確実にその場所に根付くと思うわけで。
メキシコのマヤの遺跡とか、カンボジアのアンコール遺跡、ペルーのインカ遺跡なんかは、現地の人の宗教的な日常に根付いていて、いまだに神聖視されている雰囲気を強く感じるんです。
日本のお寺や、神社でももちろん強く感じます。凛とした雰囲気を。これは南米のどこにでもあるような小さい教会でも感じられる。それがない遺跡なんて、ただの廃墟でしかないと思ってしまうわけで。

以上、色々な遺跡を見たせいで、どことなくスレてきてしまった僕の偏った意見でした。「わかる!」って人もいる気がするんだけどね。

さて、次に向かう国は「イスラエル」。
上に書いたような意味では、世界で最も「宗教的」と言える「エルサレム」を目指す。
パレスチナ自治区も見学するつもり。
入国と出国がうまくいくといいんだけど、色々面倒なことも多いらしい。
非常に楽しみ!
それではまた。