Bayt Laḥm, Hebron, Israel
Jerusalem & Bayt Laḥm & Hebron, Israel
05~09.05.2013
19カ国目、イスラエル。
ヨルダンからキング・フセイン国境を抜けて入国。
国境の手続きが今までで一番面倒だった。
いくつもの窓口を越えてやっと入国。
まずは、三大宗教の聖地、エルサレムへ。
ユダヤ教、イスラム教、キリスト教。
そして、パレスチナ自治区。
パレスチナ分離壁のあるベツレヘム。
そして、ヘブロン。
感じるものの多い国だった。
世界には、あまりにも知らないことが多すぎる。
自分に怒りを感じるほどに、僕はなにも知らない。
でも、現地でたくさんの現地人と触れ合って、
肌で感じるものがたくさんあった。
これを忘れないようにしたいと思う。
勉強はあとからでもできるからね。
日本も今、かつてないほど大きな問題を抱えている。
それにもっと自覚的になるべきだし、
考え続けるべきだと思う。
前にも書いたけど、人は慣れていくものだから、
次第に大したことないんじゃないかなんて思ってしまう。
でも、例えば。
長年誰かと暮らしていたとする。
日々刻々の変化は小さいものだから、
お互いに色んなことに気付けなかったりする。
でも、久しぶりに会った友人は、
その変化に驚いたりする。
震災の前からタイム・スリップして
現在の日本を見たとしたら、
ありえない事態だと憤慨せざるを得ないと思う。
僕は日本の外にいて、今の日本を見ている。
日本にいた時よりも見えるものがあったりもする。
もちろん見えないものもあるけれど。
僕が何を言ったところで、何も変化しないことはわかってる。
みんな忙しいし、誰もが自分に精いっぱいで、
あふれかえった情報から、信じられるものを
選択することができない。
僕もそう。毎日精いっぱいで、
情報にばかり目を向けていることはできない。
でも、大切な友人たちが、この文章を読んで、
ふと立ち返って、あれ日本やっぱりイカレてるぞって
思ってくれたら嬉しいなと思う。
自分の未来のことを考えるのと同じように、
自分の国や地球の未来も考えてみるべきだと思うのです。
さて、20カ国目は再びヨーロッパ。
イタリア!
マルゲリータとパスタを毎日食べようと思います。
その後の流れもほぼ見えた。
イタリア→オーストリア→チェコ→ドイツ→オランダ→ベルギー→フランス→イギリス→アイルランド→フィンランド→インド!
ドタバタ動くぜ~。