World Trip

Cappadocia, Turkey

Istanbul & Cappadocia, Turkey
14~22.04.2013

旅人大絶賛の国、トルコ。
スペインはバルセロナから、
飛んでイスタンブールでございます。
トルコは割と親日らしく、人の印象もすごくいい。
さらに、この国のパンは世界一うまいと評判。
とても楽しみにしていたわけです。

でもルート的には不自然。
何故わざわざヨーロッパを中断してまで中東に来たかと言うと、
マチュピチュぶり、4か月ぶりの、妻との合流のため。
観光はそこそこに、ブラブラ散歩しながら、
たまりたまった色んなことを話す。
ひさしぶりのまともなコミュニケーションに心も安らいだ。
イスタンブールでは、
アヤソフィア、スルタンアフメト・モスク、バシリカ・シスタンなどなど。
世界遺産の観光スポットはキッチリおさえることに成功。

アヤソフィアについて。
1453年5月29日から1931年まではモスクとして使われ、
現在は博物館になっている場所。
天井にある巨大なドームは、眺めすぎて首が痛くなった。
かっこよすぎる文字にも惹かれた。
なんて書いてあるのか、まったくわからんけど、
日本の寺で見た流麗な梵字に、どこか近い雰囲気もあった。
あと、日本で見慣れた鍵盤奏者の顔も見たので、
しっかりタグ付けしておいた。

スルタンアフメト・モスクは、通称ブルーモスク。
世界で最も美しいモスクと評される場所。
流石に美しかった。
モスクは初めて見たんだけど、
キリスト教の教会とは何もかもが違った。
うまく言えないけど、「渋かわいい」感じ。
本当にうまく言えていないけど…(苦笑)。

そして、バシリカ・シスタン。
通称、地下宮殿。
かつては貯水池だったらしい。
貯水槽は長さ138m・幅65mの長方形の空間。
高さ9m、1列12本で28列、合計336本の大理石円柱を備え、
それぞれが煉瓦造の交差ヴォールトを支える。
これによって78,000m³の水を貯えることができる。
逆さになったメデューサと横向きのメデューサがいた。

あとは、うまいケバブと、うまいサバ・サンド。
特に印象的だったのはサバ・サンド。
焼いた鯖と野菜を挟んだだけのサンド・ウィッチ。
これがうまい。なんで日本にないのかが不思議だった。
あと、夕食には「バルカン」って店に通ってた。
安くてうまくて感じ良くて、文句なしの店。
オススメです。
それからそれから、
我々はカッパドキアへ。
ひとりだったら節約のためにバスで行くけど、
少しでも時間を有意義に過ごすため、贅沢して飛行機。
とはいえ、バスで3000円、飛行機で6000円だから、
安いんだけどね。
それにしても、トルコ航空は素晴らしい。
機内食もうまけりゃ、CAの感じもいい。
もっとも好きな航空会社、暫定一位。

到着したカッパドキア。
見どころの多い「ギョレメ」という街へバスで向かう。
これまた世界遺産だらけ。
景色はひたすら写真で見たカッパドキア。
奇岩だらけ。さらにそれらが家っていう。
50年前にはまだ人が住んでたって言うから驚き。

でも精力的には観光せず。
バスにも乗らず、歩いて行ける範囲で行けるところに行って、
またブラブラ散歩しながら話す。それがなによりよかった。

とはいえ、おさえるところはおさえといた。
「妖精の煙突」と呼ばれる多様な奇岩、
ギョレメ谷、ギョレメ国立公園、
ローズ・バレー、ウチヒサルの岩の要塞などなど。
景色は写真の通り。妙だよね。
イメージしたのは任天堂の名作RPG「MOTHER2」。
やったことある人は全員友達、の大好きなゲームなんだけど、
それに出てくるサターンバレーという街が、
なんとなくここっぽい感じだったのです。
その辺の穴からどせいさんが出てきて、
「ぐんまけん。」って言いそうだった。(知らない人ごめん)

こういう奇岩は、火山灰の層の上に溶岩の層が来て、
火山灰の層の方が柔らかいためにはやく風化してできたらしい。

ちなみに、有名な気球ツアーはやらなかった。
早朝の天気がいつも雨だったので。
さらに、あまりにぐっすり寝すぎて
早朝飛んでる気球すらろくに見ず。
なんという贅沢さか。

さらに、ギョレメでは宿もすばらしかった。
「Paradise Cave Hotel」という宿。
スタッフの親切さ、朝食の豪華さ、部屋の快適さ、
どれをとっても、経験上最高レベルだった。
宿で出会った旅人さんとBBQもしたよ。
パラグアイはイグアス移住地ぶりのBBQ。
じっくり焼いた鶏肉のうまかったことよ。

ちなみに個人的に他に心に残ってる宿を上げてみる。
旅人さん、これから行く場所があれば、ご参考に是非。

・モロッコ サハラ砂漠
「Wilderness Lodge Hotel」
・トルコ カッパドキア
「Paradise Cave Hotel」
・ポルトガル モンサント
「Casa Pires Mateus」
・ポルトガル リスボン
「Destination Hostel」
・パラグアイ イグアス移住地
「ペンション園田」
・チリ ビーニャ・デル・マル
「汐見荘」

てなわけで、カッパドキアを満喫したあとは、
イスタンブールへ戻る。
何故かカッパドキア発の飛行機は高いので、
帰りは深夜バス。快適に眠った。

ホテルにチェックインした後は、
イスタンブールでお土産探し。
有名なグラン・バザールは、日曜日でまさかの休み。
くじけずエジプシャン・バザールで色々と買い込む。
ショッピングとはやはり楽しいものです。

合流期間はたったの1週間。
びっくりするくらいあっという間だったけど、
いい時間を過ごせたと思う。
最後の日は、特に何をするでもなく、
飽きることなく、ただブラブラ散歩。
そして空港で、妻を見送ったのでした。