London, United Kingdom
London, UK
26~29.05.2013
XTC, The Beatles, Devid Bowie, Radiohead, Nick Drake, Heron, Nirvana, Pink Froid, The XX, and more more more…
いったいどれだけ、この国で生まれた音楽を聴いてきたことか。
絶対に訪れたかった。
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国。
UK。
実に刺激にまみれた日々だった。
飛び込みで入ったいくつもの小さなライブハウスで出会った、素晴らしい音楽たち。
新しいことをやろう、ってエネルギーにあふれてた。挑戦と実験の肌触り。
たまたまそういうバンドを見たのか、それともロンドンのライブハウスではいつもそうなのか。
どちらにしろ、僕は本当に本当に、うれしかった。その夜興奮して眠れなくなるくらい。
そして、デヴィッド・ボウイ展。
実は僕の座右の銘は、この人の言葉。
「全ては変化だ。」
諸行は無常であり、無常でなければならない。淀んだ川の水は腐るからだ。捨てないためには捨てていかなければいけない。
デヴィッド・ボウイは、変化そのものだと思う。変化の神さまかもしれない笑。
彼の音楽の変遷における、裏切りともいえる変化が、我々に訴えてくるものはとても大きい。
そこには、受け取るべき何かが、確かにありました。
あとはブラブラと散歩しながら観光。
ビートルズのジャケで世界一有名になった横断歩道に行ったり、ビッグベンに行ったり、大英博物館に行ったり、有名な楽器屋街に行ったり、XTC好きには外せないタワー・オブ・ロンドンに行ったり。
充実・満喫の4日間だった。
横断歩道では、一曲歌ってビデオも撮ったんだけど、交通量が多くてほとんど音聞こえず。お蔵入りでございます。
タワー・オブ・ロンドンでは雨がすごくて歌えなかったし、ちくしょう歌わせろよロンドンこの野郎!
まあ、次の機会だ。
ともあれロンドンに来れてよかったです。
今後の僕の人生にとっても、音楽にとっても、ここで感じることができた、ある種のエネルギーは、かなりの重要度だと思う次第で。
Keep Calm and Carry On.
必ずまた来たい、いや、来なくてはならない。
僕にとってUKはそんな国でしたとさ。
それにしてもさ、ちょっと愚痴ってもいい?
好きでやってる旅とはいえさ、宿代ケチって夜行バスで移動して早朝ついて朝飯だけ食べてそのままメシ代ケチって昼飯抜いて夜中まで歩いて宿では睡眠削って朝からまた歩き回る毎日。
そして移動に次ぐ移動。
実際これまではそんな日々も苦にならないくらい刺激にまみれて楽しくて疲れも不思議と感じなかったんだけど、流石に溜まってきてるのを、感じるわけ。疲れが、ね。刺激にまみれすぎたのかもしれない。
なんにもしないでただ眠る、穏やかで怠惰な一日が、今は欲しいよ。
そして、孤独も、溜まってきてるね、やっぱり。
誰か、妻や、大切な友達や、音楽仲間や、かわいい女の子と、旅をしたい。さびしい…。8ヶ月旅をしていて、ここまで切実にそう思うのは初めてのことで。
まだまだ初めてのことがあることが嬉しいとか思う自分がいることも否定はしないけど、そんな自分をアホだと思う自分も、いる。とにかくどんな変化も受け入れて行こうじゃないか。
ということで、愚痴?はおしまい。
さてさて、次の国は。
ロンドンからライアンエアーで60ポンド。(やすい!)
アイルランドはダブリンへ。
ありがたいことにこの国では、イスラエルで知り合ったダブリン在住日本人が暮らすシェアルームにお世話になる。
今の僕にはどんな宿よりも、うれしい。
アイリッシュ・パブで伝統的なアイリッシュ音楽聴いて、あわよくば参加して来る腹です。
そいでは、またんき。