World Trip

Palenque, Mexico

Palenque & Tonina, Mexico
13~14.11.2012

「2012年人類滅亡説」と古代マヤ文明。
近くその日を迎える2012年12月21日。
マヤカレンダーの暦が終わる。
果たして何が起きるのか…。

ちょっとそれっぽく始まってみました。
オカルト好きな人なんかは詳しいんだろうけど、正直あんまり知らない。
僕は、健康に長生きがしたい。

まあともあれ、そんな説もあるから、誰もが知ってるマヤ文明。
その遺跡、パレンケとトニナを見に行ってきました。
一番見たかったのはティカル遺跡だったんだけど、今回は、グアテマラ行きを諦めたので行けなかった。
諦めた理由は、ブラジルとキューバ。
ブラジルはビザを取得してから3カ月以内に入国しなければならなくて、あとのことを考えても、中米を早めに切り上げなければならない。
僕の計算が確かなら中米は残り2週間未満。
そんなわけで、グアテマラを諦めてキューバを選んだ。
革命の国をどうしてもこの目で見てみたかった。
そんなキューバのことはまた後日書くとして。
尻と革命のためにティカル遺跡を諦めて見た遺跡をご案内。

まずはトニナ遺跡。
ここは地球の歩き方にも書いてない、ちょっとマニアックな遺跡。
パレンケ遺跡最盛期に軍養成施設として建てられたらしい。
入手した情報によるとパレンケよりいいとのことで、手っ取り早くツアーで行こうと思ったけど、参加人数が決行人数に達せず、自力で行くことに。
まずはサンクリからオコシンゴって街まで、コレクティーボ(乗り合いハイエース)で2時間半。
そこからタクシーで30分。

トニナ遺跡の第一印象は、でかい、人がいない、発掘が進んでいない、だった。
ちなみにメキシコには、まだ埋まったままのピラミッドが1000以上ある。
これは宇宙から赤外線とか紫外線とかそういうので確かめられた確かな情報らしい。
じゃあ何故掘り出さないかというと、資金が足りないから、らしい。
ここトニナも、まだ掘り出されていない部分だらけ。
俺が掘ったろうか、と思うくらい。
すぐ近くの山なんか、もろピラミッドの形してるし。
俺の中のロマンがうずいたけど今回は発掘を諦めて散策。
(ちなみにメキシコはパワースポットだと思う。
僕はメキシコで異常に元気だった。ピラミッド・パワー?)
あと、見張りもいなかったので、
ギター弾いて歌ったりもした。
マヤの妖精だったんじゃないかな。かわいかった。

そして次の日、パレンケ遺跡へ。
『マヤ遺跡の典型』といわれる建物群を密林のなかに配置している遺跡。
サンクリからオコシンゴ経由の深夜バスに乗り、早朝到着。
バスターミナルで荷物を預けてコレクティーボで遺跡へ。

第一印象は、でかい、人が多い、整備されている、だった。
なんて書くとあんまりだったみたいに見えるけど、まあ歌ってたら警備員にギターとりあげられたから
少しアレだったけど、すごくいい遺跡だった。
(邪魔にならない隅っこでやってたのに!)
ジャングルの中にポツンとある遺跡。
散策途中のスコールが、遺跡に似合うのなんの。
ものすごく気持ちよかった。
「雨が降ってくる」、というより、
「雨が降りてくる」、という感じ。
あの時感じたのは、宇宙的な何かだったのだろうか。

ちなみにパレンケ遺跡で一番気に入った神殿は、
「葉十字の神殿」。
なぜか本当に気に入って、しばらく見入ったのだった。
マヤ人ってすげえなあ。