World Trip

Nazca, Peru

Nazca & Paracas, Peru
03~04.12.2012

「ナスカの地上絵が何故あるかの所以や…」
(「宇宙旅行」byタニザワトモフミ)

手前味噌で始まりました。
僕は子供の時から何故だかナスカには妙にロマンを感じていて、どうしてもこの目で見ておきたかったわけです。

実際に見て、自分の中での結論が出ました。
重要なのは地上絵ではなく、滑走路。
これが宇宙船の発着場だったのだと僕は思う。
地上絵は、たわむれに描かれたにすぎないのではないかと。
アクロバット飛行を続けるセスナ機の中で、僕は何だか納得してしまった。
消えてしまう前に見ることができてよかった。

そして安宿で一泊した次の日、
パラカスはパジェスタ島および国立公園観覧ツアーに参加。
パジェスタ島にも地上絵があるのだ。
パジェスタ島では色んな動物を
驚くほどたくさん見ることができた。
動物たちはむしろ、人間に見られるのを楽しんでるみたいだった。
「はい、いまこれシャッターチャンスよ」
と言ってるような瞬間多数。
でも小さいボートで行くもんだから、僕の腕では写真がぶれちゃって。
あまりアップできなくて残念。

国立公園では、そこでしか見れないであろう景色を堪能。
ひとりで散歩できる時間もたくさんあって、ブラブラしてたら色んなものを発見できた。
死骸とか残骸とか。
パジェスタ島の「生」の匂いと逆の何か。
でもその生の匂いとは、死の匂いでもあるわけで。
死の匂いとは、生の匂いでもあるわけで。
ブツブツ言いながら砂漠を歩いていたのだった。