World Trip

Venezia, Italy

Napoli & Venezia, Italy
10~14.05.2013

イスラエルから飛びまして、20カ国目。
イタリア入国でございます。

~ナポリ篇~

私事ながら、自分、生来のピザ好きでございまして。
上京時にはPIZZA-LAでもってデリバリーのバイトなんかもやっておりました。
高円寺の街を、それはそれは走り回ったもんでごぜえます。
今でもおセンチな気分の時にゃあオートバイに火を入れてですな、
当時覚えた裏道通っては、かつて住んでいた6畳一間のアパートの前まで行って、
黄昏て缶コーヒーなんか飲んでる始末でございまして。
それはさておき、タニザワと言えばピザ。
そんな風に言う友人もひとりくらいはいる、
タニザワ・ピザ・トモフミとしましては、
ピザ発祥の地は外せないわけでぇございます。

というわけで行ってまいりましたよ「ナポリ」。
どんな街だったかって聞かれても、よくわかりません。
なにせ毎食ピザ食べてた。
それだけですからなあ。
強いて言えば…。
海が見える、南イタリアの街。ってだけ。
あとはもう、ピザがべらぼうにうまい。
トマトの味が全然違う。
パンの味もなんだか違う。
でかいピザ丸ごと1枚が4ユーロ程度と、安い。
やすい、うまい、はやい。
流石はピザ発祥の地。
日本で言うところの牛丼と同じかもしれませんな。
自分、感動いたしやした。
皆さんも是非。

ナポリについては以上でござんした。
合掌。

~ヴェネツィア篇~

アドリア海の女王。そして、水の都。
美しきヴェネツィアにやってきた。
想像してはいたが、見渡す限りの観光客。
カップルや夫婦連れの多さたるや…。
薄汚れた男独りの長期旅行者など、僕以外いないように思える。
みんな、とても幸せそうに歩いている。
僕は少しだけ、自分が小さくなったような気分だった。

夜。
僕と同じくらい薄汚れた部屋の窓を開けると、
その不思議な静けさに気付く。
この街では、車が全く走っていないのだ。
あのエンジン音や、クラクション、道路とタイヤがこすれる音がない。
そう、この街の移動手段は、船のみなのだ。
バスも船なら、TAXIすらも船。
身体は確かに疲れていたが、気付けば宿の階段を下りていた。
僕は街に導かれるように、静かな夜のヴェネツィアを、歩く。
運河をたゆたう海水のほのかな香りと、静けさを助長する鐘の音。
広場に腰をおろし、煙草を巻く。
時折吹く強い風が、煙を遠くに飛ばしていく。
トットットットッ…。
船のエンジン音がやさしく響いては遠ざかっていく。

総じて、ヴェネツィアがどんな街だったか。
興味のある方は聞くことだろう。
強いて言えばこの街は…。

素敵、ステキ、すてき。
へえへえ、素敵ですよ。
素敵な街過ぎでございますよ。
独り身には応えるっつーの。
物価もべらぼうに高いしよぉ、流石はアドリア海の女王ってなぁもんだ。
日本で言うところのディズニー・ランドみたいなもんですかな。

ベネッチアについては以上でござんした。
合掌。

さて、次回のエドッコちゃんは。
水の都に続きましての「音楽の都、ウィーン」だ!
楽しみにしてておくんなっ。