YoshimiO・よしみお
1986年BOREDOMSのEYE等とUFO OR DIEを結成。
初めてドラムを叩き、初動でシャウトするステージから、30年以上世界で最も先鋭的なエクスペリメンタル・ハードコアバンド・BOREDOMSのコアメンバーとして活動。
1993年Kim Gordon,Julia Cafritz等のFREE KITTENにドラムで加入。
1995年より自身のプロデュースバンドOOIOOを結成し、初めてギターを手にし、ボーカルとトランペットで今も現在進行形で表現し続けている。
2000年にはシタール奏者Yoshida Daikiti,タブラ奏者U-Zhaanの即興演奏バンド、SAICOBABA(サイコババ）にvocalizationする。
2015年古代ヌメロロジカルな手法を元に演奏される新グラインド・ラーガ・コアバンド「SAICOBAB」(サイコバブ)をYoshida Daikiti等とともに結成し Vocalist : YoshimiOとしての活動を始める。
2016年頃よりNYにてYoshimiO collaBOrationをつながりのある様々なNY在住ミュージシャン等とともに、ドラムを叩きながらシンセサイザーを奏で発声するYoshimiOスタイルでコラボレーションしてゆく。
その形の結晶としてドラマーのSusie IbarraとYoshimiOのTwindrum & Robert Aiki LoweのTrio”yunohana variation”、そしてIkue Mori &Phew & YoshimiOのTrio ”I P Y”などの存在がある。
2017年よりSHOCHYというOWN LABELを始動。
2020年よりYoshimiOのすべてのInPutは和泉希洋志からOutPutされるYoshimiOizumikiYoshiduOでピアノを奏で発声。
2002年Yoshimi&Yuka名義で”Flower with No Color”をリリースしてから20年経つ今、ひっそりと確実に繋がるYoshimiOとYuka C. Honda（Cibo Matto)のMycorrhiza が始まる。
複数のパーマネントな音楽活動はもちろん、世界中を舞台にした数え切れないセッション・ワークやレコーディング、プロジェクトへの参加、 映画のサウンドトラックをはじめとするソロ=YoshimiO名義での音源制作、他ミュージシャンへの楽曲提供、 CM音楽制作、さらには、自身のブランドemeraldthirteenでの服飾デザインまでをもこなす、正にポリフォニックな多層型アーティスト。
音楽制作、延いてはその根幹となる器楽演奏や発声の方法までもが完全にオリジナルなメソッドで貫かれており、楽器や音そのものから放たれるバイブレーションと素 直に対峙することから始まる身体的反応を第一義としたプリミティブな表現を核に、同時代性を伴う鮮烈な色彩感覚をちりばめた、独自のエートスを獲得している。