World Trip

Berlin, Germany

Berlin, Germany
20~22.05.2013

得意の夜行バスで宿代節約して、ドイツはベルリンに到着。

今回の目的は。

01: ベルリンの壁をじっくり見る。
02: ベルリン・フィルを聴く。
03: 世界一のクラブと名高い「Berghain」に行く。
04: Hamburger Bahnhof Museumに行く。
05: ベルリン・ユダヤ博物館に行く。
06. そのほかのところにも行く。
結果は。

01: じっくり見た。穴が開くほど。東ドイツと西ドイツ。かつての冷戦の象徴。政府ってのは最も大きい組織で、いかにも我々は正しいですって顔をしてるけど、そうじゃないことも、多分に、ある。情報の海を泳いで、自分のものさしを持って、自分に対しても世界に対しても訴え続けないといけないってことだよね。パレスチナ分断壁も、いつかなくなる日が来るといい。そしたらまた歌いに行く。

02: 無料のランチ・コンサートに行った。弦のカルテット。ビオラの人がとてもよかったけど、アンサンブルの完成度は低かった。というか、バイオリンが微妙だった。二日酔いだったんじゃないかな。最も見たかった夜のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、立ち見券が取れず見れず。演目が相当すばらしいものだったらしく、「SUCHE KARTE(チケット探してます)」の札を持った人がたくさんいた。僕も紙に書いて、口にくわえて哀愁漂わせたけど、誰も譲ってくれなかった。ふざけてると思われたなら心外である。

03: ベルリン初日の夜に行ったけど開いてなかった。次の夜は寝落ちして行けず。ちくしょー。

04: 壁を見たあとに行った。とても楽しい場所だった。心が躍る感じ。芸術って自由だな~。いや、自由じゃなきゃいけないっていう不自由なのか。ともあれ、誰かに縛られちゃつまらない。

05: イスラエルに続き、ユダヤ人の歴史を学んだ。最初は宗教間のいざこざだった。それがいずれは妬みから始まる人種間の壁になり、差別になり、アウシュビッツ強制収容所までできてしまった。日本人(アジア人)は世界の多くの場所で基本的に蔑まれるものだから、人種間のそういう悲しさはほんの少しだけわかる。もちろん、この問題については、わかるなんて、言えやしないけど。この博物館には日本語のオーディオ・ガイドもあり、より深く様々なことを知ることができた。博物館としても、建築物としても、本当に素晴らしいと感じた。

06: 全面が青のステンドグラスの、小さな教会に行った。きれいだったな。
総じて、ベルリンについては滞在時間が足りなかった。
かなり奥深い街。
また必ず、今度はじっくり時間をかけて見てみたい。ドイツの田舎の方にも行ってみたいし。
そういえばソーセージも食べてない!安いケバブばかり食べてた。
この先のスケジュールのためにヨーロッパを出る日を決めてしまっているから、ここのところ弾丸移動ばかり。
たしかにしんどいものはあるけど、楽しめてるのがうれしい。
なんでもそうだけど、吸収できるかは受け取り手次第だもんね。
柔軟な心であり続けたいものです。